2005/04/23 自然突然変異について
 2004の自然突然変異は13個体中生存が1個体であった。敬翁桜、山桜、などいっかつしてカウント。
 今年はどんな物だろうか。
 2005/04/22 研修生の伊藤君と一緒に探して周り結構見つけました。簡単すぐ品種ができるのはなんといってもミュータントですねえ。

彩久作

八重花弁発生
敬翁桜ウイルス罹病系

花弁に赤い筋
敬翁桜

白色化 病気で白色化するのもあるのでそこを判別する。
山形おばこ

右側 白色化
青葉桜

左 矮化している

2003 放射線育種について

 子供に葉っぱの観察とスキャナとらせて水をさすわけではありません。

 以下の葉は今年啓翁桜の園地で見つけた変異である。
 放射線を当てたと思えば、放射線を当てたせいで起こったと騒ぐような変異は写真0に見出せる。

 また写真1はうらなり状態の枝に起こる生理変化。
 写真2は寒くなってくると起こる生理変化だから、これらのことを考えて放射線育種の効果を見てみる必要がある。
すると2003年の照射は弱すぎてあまり極端なものが出なかったと言える。

 また写真3.4の枝については自然環境化で発生した奇形であるが、12節目で再発生しているから遺伝的に変化して繰り返していると考えられる。
 放射線育種でも似たような奇形が発生するから、自然界で起こる変異を確度を高くできるというべきだろう。そのためにはかなり強い線量が必要であるようだが、それがわかるのはいつのことか・・・・また実用品種に目で見てわかるほどの奇形は不気味さを与えてしまう恐れがあるわけで・・・・

 ただしである。この病気に耐性を持つものが今年現れた。

 料理には包丁が必要不可欠なわけですが、現在でも包丁で何人もの人が不本意ながら危められてしまっています。同じく進化に放射線・宇宙線が関与していたとすれば不本意にあやめられる危険もありましたが、使い方次第では耐病・耐虫性を高め農薬問題・食糧問題の解決につながると信じています。これはいつか人類が料理の道具を犯罪に使わないことへの希望と似ているかもしれませんが。

いくつかの自然に変異した葉を集めたもの 写真0 
1つの枝に変異のあったもの 写真1
1つの枝に変異のあったもの 写真2
1つの枝に変異のあったもの 写真3
1つの枝に変異のあったもの 写真4
 3の下