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丁字桜


 ここで引き合いに出すのは奥丁字桜である。
 虫はつきにくく、丈夫であるが化学肥料の硝酸体窒素の与えすぎに弱い。
無理に育てようとすると化学肥料がたたったりしてよくかれるが、ほったらかしておくとほったらかしの割には良く育つと思える。自然のものなので有機肥料と天然の土壌で育てている。
 
 樹皮は大山桜と並んで、光沢があり皮目が少なく美しい。個体による変異が多く、灰色から褐色までの変化がある。私の先生宅の玄関には奥丁字桜の見事な光沢の柱が2本使ってあるが、なかなか得がたい逸品である。