石井さま
この度は、「 愛久作 」 本当にありがとうございました。
この2週間、桜から 離れられない毎日でした。
蕾がすこしづつ膨らんでいき、そして咲き誇って行く姿は、もう言葉では表現できない・・・
その瞬間を感じることができて、なんという贅沢だろうと思いました。
「 愛久作 」 をみていると、「 グラスに差した花咲く巴旦杏の枝 」というビンセント・ヴァン・ゴッホの絵を思い出しました。私は彼の作品がとても好きで、特にこの作品が大好きなのです。彼はとても日本が好きでした。この桜を見せてあげれたら・・・。
「 愛久作 」 と一緒にゴッホに想いをはせた毎日でした。
そして、なんといっても香りでした。
杏仁豆腐を思わせる香りにメロメロになってしまいました。
もう すごい!!!
花の後は葉っぱかなと思い、ただただ待っています。
ただ、ちょっと困ったことがおきてしまいました。
葉っぱを待つ私たちの前に現れたのは、葉っぱになるらしき蕾を食べる緑色の生命体でした。複雑な思いでみています。
桜は、どうしてこんなにも心をひきつけるものがあるのでしょうか。
みているだけで心がいっぱいになって、そして思いがあふれてきてしまう・・・
本当に不思議です。
桜が届いて、田舎で(愛媛県)父の三回忌があり、悩んだ末、桜を置いていけなくて
一緒に瀬戸大橋を渡りました。
「 愛久作 」 と夫と娘と2匹の猫とのふしぎな旅は一生忘れられないでしょう。
本当にこの様な幸せを頂きまして、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
堀
PS.何と言っても感想文は学生時代以来なので、上手く書けなくてごめんなさい。