桜・・愛久作・・終わりました。

一見、四分咲きかという感じで、まだ、残っています。
まだ、美しい名残がありますので、そのまま活けてあります。

開花の折の香りは、同じ部屋にいると、感じられませんでした。
ただ、鼻を近づけると、香りが僅かに、感じられる花もありました。

締め切った障子を開けて部屋に入ったらたら、
ふあ〜っと、薫ったと、家人が言いました。

やはり、切花にすると、弱くなるのだと思われます。
色は美しく思われました。
品の良い柔らかみのある、桜色といえます。
深窓の華奢で由緒のある、お嬢さんですね。

染井吉野とは、全然雰囲気が違いますね。
勿論、良家のお嬢さんの雰囲気がしますが、愛久作は、大名の姫でしょうか・・・
・。

日本のもつよさを感じる、桜でした。
ありがとうございました・
                    ケイコ・S