仁科小町

当センター阿部知子さんの研究室では重イオンビームを用いた新品種を作っています。今回は仁科蔵王(黄色)、仁科乙女(四季咲き)に続く、仁科シリーズの第3,4弾、花の大きい「仁科春果」とぼんぼり咲きの「仁科小町」。9月末より販売するそうです。riken.go.jp/r-world/info/i…

理研 仁科加速器研究センターさん (@Nishina_Center) 9月 19, 2012


桜って皆さんこんな花のイメージでしょう。
(天清香 渡辺ゆり子議員御命名)
でも開ききらない桜もあるのです。
南方の寒緋桜などは太陽光から、
子房と花粉を守るため抱え咲きに成っています。
しかし、それでもって日本の桜を作ってもなんとも、
愛せなかったんだな・・・・
(名無し  山桜×寒緋桜)


さくらのイメージと刷り込みを忘れて、仁科小町、見てどうでしょう。

2016/03
裾野市


 多くの芸術家が生涯をかけて狂気といわれる絵を描き続けていること、
 そして多くの育種家が笑われる花を育種して撃沈して行った経緯。
 それは、人の既成概念の突破に他ならない。
簡単な言葉だが内容は厳しい。
 人はそれほど日常の崩壊を望んではいない。

 だが、昨日が週末の日で
 今日が新生の日なら、

 昨日の先入観と常識を捨てて今日に望めるだろう。

 全てを白紙にしてものを見るなら
 そして桜にはもっと幅があって、
いろんな形の桜になりたい遺伝子を内服しながら、2000年の間、
日本人の好みの抑圧を受けてきた。
この遺伝子を開放するのは、アザレア、オリエンタルリリー、カメリア、ハイドランジア
などの数々の遺伝子開放を行ってきたオランダ、ゲルマン人か、
あるいは日本人の手でなすべきか。

いまここに 桜の遺伝子の開放の可能性を示唆しよう。

新聞掲載用写真 http://www.qsaku.com/diary.cgi?no=140

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