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               「啓翁桜」について

 啓翁桜は「昭和5年、福岡県久留米市山本の吉永啓太郎氏が中国の実桜を台として彼岸桜を接いだところ、穂木として使った彼岸桜からその枝変わりとしてできたもの。命名者は同じく久留米市の弥永太郎氏で名前の1字をとって啓翁桜とした。(出典:福岡の花)」

 そののち、今村土男氏を経て大和農園に苗が入り(国重正昭先生談)、大和農園山本営業所より「敬翁桜」として販売されていた苗を1962年頃、石井久作が導入し、導入当初からかなりのばらつきのあったものを系統選抜して現在のものに統一しました。

 山形県で普及が始まったのは蚕の廃業による桑畑の更新、冬期間の出稼ぎ対策としてでしたが、現在は減反対策として普及しております。現在山形県の啓翁桜はほとんど久作の選抜した系統になっておりますが、ほかから導入した人もおり全部とは申せません。また、近年は富山県でも久作の選抜系の導入をいただいております。

 石井久作は啓翁桜の普及により、1979年県農林水産祭・農林大臣賞。1980年山形県農業賞、1994年山形県バイオテクノロジー賞。1996年大日本農会緑白綬有功賞を拝受いたしました。これも、勝木謙蔵博士らの研究と山形県行政、各市町村の協力の賜物でありましたが、今後ともみなさまの期待に応えるべく関係機関にも協力を求め、あるべき道を模索して参ります。

 また、2005年には正月向けに12月末出荷を品質をそろえて量産ベースに乗せたいと考えているところです。ご意見等ございましたらお聞かせいただければ今後の参考にさせていただきたいと思います。

 990−0012山形市釈迦堂12
  石井重久 石井久作 023-629-2527 

 ジャパン フラワーフェステバル入選状況
 1998 銀 啓翁桜  石井久作
 1999 金 〃    石井久作
   〃  銅 〃    石井重久
 2000 銀 紅吉野桜 石井久作

 


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